「KISS AND MAKE-UP GENE SIMMONS」オリジナル版、日本語版
Kiss and Make-Up [ペーパーバック]
http://www.amazon.co.jp/gp/product/0609810022/ref=oss_product
日本語版と英語版(ペーパーバック)の違いは、1)日本語版に来日時の写真が多く載せられていること 2)こちらの英語版はオマケとして、DESTROYER作成時のエピソードが、最後に付け加えられている事。
私は、はじめに日本語版を買って楽しかったので、英語版を購入しました。中級程度の英語力で読みこなせるので、興味がある方は英語版も読んでみてください。 英語の原文本はいつもわずらわしくなり、最後には放り出していまっていた私でも楽しく読めました。

内容としては、エースとピーターの「ダメさ加減」が包み隠さず書いてあり、その点が特に楽しく読めました。 エースがレコーディングではギターを弾いていなかった曲などがわかります。その「ダメさ加減」に関しては、当時マネージャーだった人の書いた本、
「Kiss and Sell: The Making of a Supergroup 」にも詳細が書かれていて、納得しました。 私は横浜でKISSの「Farewell toure」にいきましたが、その時、ピーターは急きょ、来日しない事になり、エリック・シンガーが代わのドラマーとして来日し、パンフレットにエリック・シンガーのチラシ一枚が挿入されているという事態に陥っておりました。 何のことはない、ピーターが契約をまもらず「もっとお金をよこせ」と言い張って、KISSから放り出されたからなのですね。 これを読んで、そんな当時の事情も納得しました。 キッスファンには楽しめる本です。 バンドメンバー本人がこれほど赤裸々に語るのはめずらしいはすです。 たいてい、この手の本は作家が取材にもとづいて書いているだけので、核心部分の事情説明は本人作にはかないません。
二代目ドラマーの エリック・カー氏 (故人)http://www.ericcarr.com/ 本当によい方だったのですね。 彼との思い出も色々つづられています。 なかでも、エリックお気に入りの文通相手のファンを、知らないことといえジーンがいただいてしまった事。 エリックの期待に反し、初めてのレコーディングでいきなり、ハードロック路線からはずれたコンセプトアルバム
「MUSIC FROM THE ELDER」
「エルダー~魔界大決戦」に突入し、セールス的に失敗した事。 レコーディング時、曲によっては別のドラマーを起用されてしまったり、そのアルバムがセールス的にはずれたりと彼にとっては苦しい展開が続いた事。などなど、興味深い逸話がつづられています。 その後、エリックは若くして心臓ガンというめずらしいガンでなくなってしまったのです。 彼のホームページを見るとキッスのメンバーに加入時に、彼に送られた「ポルシェ」をはじめ思い出の品が売りに出されており、心苦しくなります。
本文より抜粋
「俺とポールは、手術前夜のエリックを見舞った。何か欲しい物はないかと尋ねると、マクドナルドのハンバーガーとフレンチフライドポテトが食べたいという。 ツアーに出ると、エリックはいつもこれがメインデッシュだった、、、、」そうです。エリックは、ジャンクフード好きだったのです。
最近、日本でも30、40代でガンをわずらう方を時々耳にしますが、彼らにジャンクフード好きな方が多いような気がします。 もちろん、正確な統計にもとづいた話ではありませんが、(統計は取れないかもしれません)そんな気がするのです。食事には気をつけたいものです。
一方、この本では、酒は浴びるほど飲むし、一般人なら致死量に達するドラッグを使ったりもしていたエースの健康や精神状態も書かれていますし、健康には気を使いお酒もたばこもやらない本人(ジーン)の考え方もわかります。 食事をはじめ、健康に対する考え方にも色々ありますし、体の抵抗力にも大変な個人差があるんですね。ジーンは語っています。
「エースの無神経さがうらやましくおもえることさえあった」と。彼らにも無添加のドライフルーツをおすすめしたかったです。(←うるさい?)

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